開発段階では、やっぱりプロンプト=白フードだったのでは?説

 皆さん、明けましておめでとうございます。
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 さて、FF15の発売前、いろんな方がいろんな考察をされていましたが、その中に、「白フードの正体はプロンプトなのでは?」という説がありました。
 なかなか興味深い説だと思っていたんですが、キングスグレイブの情報が出てきた辺りでしょうか。結局、発売を待たずして白フードの正体は「レイヴス」という名前で、ルーナの兄であるという事が判明しました。
 
 そして一方、プロンプトの過去の一部が明かされるのが、賛否両論の渦中にあるチャプター13(いや、チャプター13に限ってはほぼ「否」ですかねw)。
プレイしている時は特に気にしていなかったのですが、思い返してみるといくつか腑に落ちない点があり、「実は、やはり当初の予定では白フードの正体はプロンプトだったのでは?」という気がしてきました。

 というのも、プロンプトとレイヴス(白フード)について、いくつかの疑問が浮かんだんです。
 
※この記事にはプロンプトとレイヴスについてのネタバレを含みますのでご注意ください。












1.「帝国生まれ」という設定の意味
 チャプター13にて、プロンプトが「実は帝国の生まれなんだ」とカミングアウトします。
 が、その設定に関して描写不足感が強く、プロンプトが帝国の生まれでありながら王都に移り住んで来た理由やその背景が全く描写されていません。そして、「帝国生まれである」という設定自体が、物語に関して殆ど意味を成していないのが気になります。
 強いて言えば、「生まれなんか関係ない」という要素を盛り込む事でノクト達の友情を際立てたかったという事はあると思いますが、その為だけというのはやはり必然性が無い気がしました。


2.ジグナタス要塞のセキュリティフリーパス
 ジグナタス要塞でプロンプトが仲間に復帰する事によって、カードキーが必要な扉をフリーパスで通れるようになります。そこでプロンプトは王都生まれでなく、帝国の出身だったという事が判明するのですが、それだけではやはり理由として納得し難い部分もあります。
 ジグナタス要塞は、人体実験を行って魔道兵を生み出していた、帝国でも最重要クラスの軍事施設のハズ。
いくら帝国の生まれだからといって、それだけでそんな重要施設のセキュリティをフリーパスできる権限を持っているとは到底考えられません。帝国において、もしくはこの施設においてかなり重要なポジションの人物だったでは?と推測できます。


3.プロンプトが拉致されて監禁、拷問される理由が不明
 ストーリーが終盤に差し掛かる辺りで、プロンプトが列車から転落し、パーティーから離脱します。その後アーデンによりジグナタス要塞に捕えられている事が判明し、そこに救出に向かうわけですが、そもそもプロンプトがアーデンに捕えられる理由は何だったのでしょうか?増してや拷問されていたようですが、その理由は?
 例えば変更前のシナリオでは、「プロンプトが離脱→ジグナタス要塞最奥で白フードと対面→旧トレーラーの白フードとノクトの対峙シーン」とかそういうイベントがあったとか?
勿論これはただの予想の一例ですが、いずれにしろプロンプトの離脱に必然性のある展開だったのかもしれません。


4.アーデンの煽り
 ジグナタス要塞内をノクト単独で攻略している際にアーデンが館内放送(?)で度々煽ってきますが、その中に「それぞれ事情があるんだ、例え誰かが裏切ったとしても恨まないでね」みたいなセリフがあったと記憶しています。
(一字一句は覚えていないので、正確な言葉は忘れましたが。)
 けど実際にはその後誰かが裏切るわけでもなく、そのような要素も特にありません。
しかしこれも前述のように、ジグナタス要塞の最奥で白フードと対面し、プロンプトが正体だと明かされるイベントがあったりしたら、辻褄が合いますよね。


5.白フードで顔を隠していた意味
 白フードが「レイヴス」として登場する以前は、その通称の通り、白フードで顔を隠して正体がわからないような風貌をしていました。その為ネットでは「正体は誰だ?」と盛り上がり、プロンプト説が出るまでに至ったわけです。
特に白フードで顔を隠した状態でノクトと対峙する場面もあったりしてドラマ性を感じさせたんですが、レイヴスとして登場してからは、白フードで顔を隠して登場する場面はありません(たぶん)。結局、フードをかぶってノクトと対峙するシーンも本編ではカットされており、最終的なゲーム本編において「フードで顔を隠している」という属性がきれいさっぱり無くなってしまっているんですよね。
 実際、レイヴスという独立したキャラである以上、あれほど思わしげに顔を隠して登場させる意味は無いですよね。
ゲーム内での話においても、ノクト達と初対面の時点で「ルーナの兄で現在は帝国の将軍であるレイヴス」として堂々と出てきてますし。
 となるとやはり、まだ「白フードで顔を隠したキャラ」として登場していた時点では、何かしらの顔を隠す意図があったハズ。


6.レイヴスというキャラの役回り
 レイヴスが物語に関わってくる回数はそれほど多くありません。流れとしては、
・アラケオル基地でノクト達に初顔見せ
  →が、アーデンの登場により何をするでもなく去る
・リヴァイアサン討伐作戦の指揮を執る
  →という情報のみで、実際に登場はしない。
   その後作戦失敗の責任により処刑されるが、これも情報がラジオで流れるのみ
・テネブラエでの回想シーンにて登場
  →ルーナの世話役?の話により、実はノクトを未来の王と認め指輪をルーナ自身の手で渡すよう諭していた事が判明
・ジグナタス要塞にて亡骸を発見
  →その後アーデンによりシガイ化され、戦闘

 こんな感じなのですが、純粋に登場するシーンといえば最初の顔見せぐらいなんですよね…
このゲーム自体が色々描写不足の感が否めないのですが、レイヴスに関してもやはり描写不足で、色々な謎や疑問が残ってしまいました。
 映画ではレギスの敵として指輪の力を手に入れようとしてた(指輪をノクトに届ける為のフリなら実際に指輪をはめたりはしないハズ)のに、ゲームでは最終的に「実はノクトとルーナの味方だった」わけですが、その食い違いを補完するような描写は無かったり。
 「指輪の力で片腕を失って義手となったが、代わりに人間離れした力を得た」との事ですが、その力を特に発揮する事も無く退場してしまったり。

 そして、その大まかな役回りは「帝国の要人だが、実は味方でノクトにレギスの剣を渡す」というものです。薄っぺらい説明ですが、実際ゲーム内での描写がそれぐらいしかないので仕方ありませんw
薄っぺらい事自体はともかく、言いたいのは、この程度の役回りであればレイヴスでなく、仮に白フード=プロンプトだったとしても果たせそうな点です。
 そして、現在の時間軸で実際にレイヴスが登場するシーンが少ないのは、白フード=プロンプトだった名残と考えれば当然と考えられます。
プロンプトは基本的にノクトと共にいるので、白フードを登場させる為には、プロンプトを何らかの理由でパーティーアウトさせる必要があり、そう何度も登場させると不自然になるからです。


おまけ.顔がレイヴスよりもプロンプトに似ている?

こちらが、白フードの顔。
shiro.png

ご存じプロンプト。
Prompto01.jpg

レイヴス。
reivs.jpg

プロンプトが一番似ているような気がしませんかね?



 以上、どうでしょうか。
これらの疑問を考えた時、開発のある段階まで、少なくとも白フードが白フードで顔を隠してトレーラーに登場していた時期までは、「プロンプト=白フード」だった可能性もあり得るんじゃないでしょうか。

 もちろん、今となっては私たちがその答えを知る事は恐らくないでしょうが、こういう視点で見て見るのもなかなか面白いと思いました。

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